JAM.Mobile

自動化の実現が難しいとされてきたモバイル端末のテスト自動化を、保守性が高く開発効率の良い独自手法で実現

What is JAM.Mobile?

=ローコードでの効率的な自動化を実現可能

OSS(Open Source Software)であるAppiumの独自ラッパーを用意することで、効率的なテストを支援致します。

JAM.Mobile ~日本ナレッジ独自のモバイル自動化手法~

日本ナレッジのモバイル自動化手法、JAM.Mobileとは、以下の二種類の方法でモバイルの自動化を効率化し保守性を高めます。

①商用のテスト自動化ツールを使用する
②OSS(Appium)に弊社独自ラッパーを活用して使用する

テスト自動化には専門スキル+プログラミング言語が必要なOSSツールが必要な為、対応可能なエンジニアを探す・育成するのは大変です。
そこでOSS自動化ツール(Appium)の学習コストを考慮して、ツール費用を掛けてでも商用ツールでローコードスクリプトを作成することをお勧めしています。
しかし、商用ツールでは端末プリインストールのアプリを操作ができないなどの制限もあり、OSSツールでなければ実現できないこともあります。

⇒日本ナレッジでは、

プログラミング言語知識がないテストエンジニアでも活用できるよう、

OSSの「Appium」をカスタマイズしたJAM.Mobileを使用しテスト自動化導入を支援。

✓Point「プリインストールアプリ操作がローコードで実現可能」

どのようにツールを使い分ける?

商用テスト自動化ツールによるモバイルアプリの操作は、対象アプリに制御用のライブラリを組み込んだり、 ソースコードに追記したりなどして制御可能な状態とするものが多いです。
その為、自社製のアプリ単体でテストであれば問題ありませんが、端末プリインストールの標準ブラウザやキャリアアプリ、 他社製アプリを使用するテストの場合、商用ツールで対応できない場合があります。
ただ、洗練されたUIやコーディング技術を必要としない設計となっている等、使いやすさや要求技術が低いことが魅力です。
とはいえ、勿論有償となります。

一方で、例えばモバイル端末向けのOSS自動化ツール「Appium」を使う場合、
このツールはライブラリ組み込みによるリコンパイルを不要とすることを理念として開発されており、 プリインストールのアプリであっても操作可能です。
ただし環境構築が難しく、スクリプト実装にJavaやPython等のプログラミング言語知識が必要です。
つまり、OSSツール自体は無償ではあるものの、環境構築コストや学習コストを考慮した場合、商用ツールの費用よりもコストが掛かる可能性もあります。
↓まとめると、

簡単に、できる範囲でテスト自動化を実装したい」→商用ツールを活用すべきと考えます。

難易度が高くても商用ツールでできないことをしたい」→OSS自動化ツール(Appium)を活用すべきと考えます。
各テスト対象に応じて、弊社の自動化エンジニアがツール選定などの導入のご相談~自動テストの設計/実装・運用管理までサポート致します。

→テスト自動化導入のご相談は「JAM.Consulting

→テスト自動化の設計・実装・運用のサポートについては「JAM.Solution


導入事例

①モバイル端末でのWebアプリのテスト
モバイル端末から、テスト対象のWebサービスにアクセスしてのテストを自動化。
利用ブラウザの指定がなければ、ほとんどの自動化ツールで実行可能です。
モバイル端末でのWebアプリのテスト
②モバイルネイティブアプリのテスト
モバイル端末に、開発したネイティブ・ハイブリッドアプリをインストールした状態でテスト実行。
ネイティブ・ハイブリッドアプリの場合、自動化ツールによってはリコンパイル※する必要があります。
(※制御可能なようにライブラリ等を組み込んでコンパイルし直す)
モバイルネイティブアプリのテスト
③プリインストールアプリや他社製アプリを含むモバイルテスト
対象Webサービスを端末プリインストールのブラウザでテストする・ ネイティブアプリから他社製アプリとの連携を確認する等のテストの場合、
リコンパイルが出来ない為に自動化ツールによっては実施不可能な場合も。
その場合、自動化対象とするテストを限定orリコンパイル不要な自動化ツールの活用をご提案致します。
モバイルテスト
④様々な機種に対するテスト
OSや機種影響の確認の為、複数の機種でのテストを行う場合にもテスト自動化は有効です。
ただしOSによる機種変化やAndroidの機種メーカーによるカスタマイズの違いにより、
全く同じスクリプトでは正しく動かない場合があります。
各OS/機種の特性に対応したカスタマイズが必要です。
様々な機種

商用自動化ツール・OSS自動化ツール(Appium)比較

  商用自動化ツール OSS自動化ツール(Appium)
◎メリット
  • 環境構築が簡単
  • ローコードでのスクリプト作成が可能
  • エディタのUIが見やすく、操作性も高い
  • ツールベンダーのサポートがある
  • プリインストールのアプリでも操作可能
  • 拡張性が高い→基本的に何でも実装可能
  • OSSの為ツール費用が無料
×デメリット
  • 有料
  • ツールで用意されていない操作はできない
    orプログラミング言語知識が必要
  • プリインストールアプリ操作不可のものが多い
  • 環境構築に専門知識が必要
  • スクリプト作成にプログラミング言語知識が必要
  • サポートがない→自分で情報収集して解決する必要がある

✓既存の商用自動化ツールのスクリプトを活かし、
Appiumでの自動化範囲を拡張(モバイル対応)する事も可能

WebやWindowsアプリケーションの既存プロジェクトにおいて、モバイルアプリ対応が追加となる場合があります。 そのプロジェクトで既にテスト自動化を導入していたとしても、使用している自動化ツールによってはモバイルアプリへの対応が行えない可能性があります。 しかしこれまで作成してきたスクリプトという「資産」を捨てて、別のツールに切り替えるのは勇気が必要です。

そこで日本ナレッジでは、既存のテスト自動化ツールとスクリプトを活かしたまま、モバイルアプリ向けの自動テストを行う方法をご提案します。

▼自動化ツールによってはモバイル対応が行えないことも
自動化ツール

別ツールの導入が必要となり、導入や保守コストがかかる

▼JAM.Mobileを導入した場合

JAM.Mobile

既存の元ツールからそのまま呼び出し可能!

既存のテスト自動化ツールから、OSS自動化ツール(Appium)を呼び出してテスト実施が可能です。
その際モバイル部分の実行結果を戻り値として受け取るだけでなく、 同一テスト内でPC/モバイルを交互に動かすことも可能です。
まずは既存のスクリプトを利用可能な状態を維持し、徐々に既存部分も他ツールへの置き換えを進めることをお勧めいたします。
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